Sigma APO 70-210mm F2.8

レンズ構成

13群17枚

画   角

34-11.5゜

最近接距離

1.8m

絞り羽根枚数

9枚

最 小 絞 り

22

フィルター径

82o

全長×最大径

191.8×84o

重   量

1,413g

価   格

110,000円('94)

シグマがトキナーに10年近く遅れて発売した大口径望遠ズームだけに、ズーム域を前後に10oづつ伸ばしたほか、インナーフォーカス、回転しないフィルター枠、強固な三脚座、9枚の絞り羽根の採用など、あらゆる面でトキナーを上回ることを目標に開発されたレンズのようだ。APOと名乗るだけあって、絞り開放からコントラスト・解像力ともに非常に優秀で、描写性能はトキナーよりもかなり高い。ただ、スペックを追求した結果、トキナーよりもひと回り大柄になっている。
このレンズは、発売されてすぐにマイナーチェンジが行われ、フィルター径が77oから82oに拡大されている。AF全盛になってから発売されたMFレンズのため、マウントを問わず中古市場で見掛ける機会は少なく、特に光学系が改良された後期型は珍しい。